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『ビロードのうさぎ』 マージェリィ・W・ビアンコ 著 / 酒井 駒子 抄訳・絵
¥1,650
ただただ絵本の世界に入ってほしい1冊。 手元に置いておきたい絵本です。 ある日、ぼうやのもとにやってきたビロードのうさぎ。 子どもに心から愛されたおもちゃにおとずれる「子どもべやのまほう」の話を耳にします。 やがて、ぼうやにとってかけがいのないものになったうさぎは...... 酒井駒子の繊細な絵と抄訳で名作がよみがえります。 〜ブロンズ新社サイトより
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『もりのおくのおちゃかいへ』 みやこしあきこ
¥1,320
寒い冬に読む絵本。 幼い頃の思い出と重ねたり、 明日はどうしようかと考えて見たり。 暖かくしてお楽しみください! +++++++++++++++++++++++++++++++ ★刊行時に寄せられたメッセージです 『もりの おくの おちゃかいへ』は、どこか遠いところに住んでいる、 でもこの本を読んでくれる皆さんと同じくらいの年頃の女の子のお話です。 キッコちゃんは初めて一人でおつかいに出かけ、そこで不思議な館に迷いこんでしまいます。 わたしが今も昔も大好きな絵本に、 ウクライナ民話の『てぶくろ』という絵本があります。 あったかく着込んだ動物たちや、 ずっと夕方のような朝焼けのような空なんかを、 寝る前に本を開いて見ていると、 どこか遠い外国の冷たい空気を、おふとんの中で感じることができます。 この絵本でも、そんなふうに冬のにおいが伝わればいいなと思っています。 それから「このケーキおいしそう」とか、 「こんなところに行ってみたい」なんてことでも感じてもらえたら嬉しいです。 ところでこのお話は、わたしが子どもの頃に体験したことが元になっています。 まだ小さい時、近くのスーパーに家族で買いものにいって、迷子になったのです。 父のグレーのスーツのうしろ姿についていったつもりが、ふりむくと違う人だったーー その瞬間の怖さは、子供時代の多くの思い出の中でも、とくに鮮烈に残っています。 この本の見どころの一つは、そんな「怖さ」だと思います。 迷子になる怖さ、知らない人にじっと見つめられる怖さ。 わたしは、そういう緊張感を描くのが好きです。 あのときのわたしが、どうやって家族に再会したのかは覚えていませんが、 きっと陽気な動物たちが助けてくれたのでしょう。 そんなわけで、キッコちゃんは私の小さい頃がモデルになっているのかもしれません (見た目は全然違いますが)。 それでは、この本を寒い冬の暖かいおふとん(またはこたつ)の中で読んでもらえますように!(みやこしあきこ) 〜偕成社サイトより
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『きりのなかのはりねずみ』 F・ヤールブソワ / Y・ノルシュテイン 訳・こじまひろこ
¥1,430
ユーリー・ノルシュテインの傑作アニメ映画、 ”霧の中のハリネズミ”。 絵本でイメージを膨らませていくのもオススメです。 そして、映画もぜひ見ていただきたいです。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++ 日が暮れると、はりねずみは、友だちのこぐまの家へ出かける。 一緒に星を数えて夜を過ごすのだ。 途中、白い馬を見つけて、はりねずみは、霧の中へ入って行く。 深い霧の中で、道に迷ってしまったはりねずみは、 こわい思いをしながら、あちこちさまよって、とうとう川に落ちてしまい…。 世界的に評価の高いロシアのアニメーション作家の初めての絵本。 詩情あふれる美しい世界が展開する。 〜福音館書店サイトより
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『きつねとうさぎ』 F・ヤールブソワ / Y・ノルシュテイン 訳・こじまひろこ
¥1,320
ノルシュテイン監督作品の映画でも有名なロシアの民話、 ”きつねとうさぎ”の絵本。 寒い冬に 映画とはちょっと違う感覚、 絵本でもお楽しみください。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++ きつねに家をとられてしまったうさぎのために、 おおかみや、くまや、うしが次々ときつねを追い出そうとしますが、 きつねの恐ろしさにみんな逃げだしてしまいます。 うさぎが野原で泣いていると、今度はおんどりがやってきて、 いっしょにきつねを追い出そう、と言います。 さあ、どうなるでしょう。 ロシアの昔話がダイナミックかつユーモラスに描かれ、 ロシアのフォークアートの味わいが全編に漂う美しい絵本。 〜福音館書店サイトより